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医療機器洗浄アドバイザーコラム第12弾
2022年02月21日月日が経つのが年々早くなって来ます。早くも私の順番となって来ました。
関東エリアの担当の竹内です。
今回の私の洗浄アドバイザーコラムは、洗浄と言うより手術部・中央材料部で業務を潤滑に回すために絶対必要なコミュニケーションに関してお話をさせて頂こうと考えています。
このコラムは、箸休めと思って力を抜いて『ボー』と読んでもらえたら嬉しいです。
皆様は、『メラビアンの法則』と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?私は営業と言う職種からこの『メラビアンの法則』に興味があり関連の本を読んだりしています。
誰かに初めて会う時、「人は第一印象が大事」と教わった人は多いのではないでしょうか。それは、『メラビアンの法』から生まれたと言われています。誰でも、初めて会う人には良い印象をもってもらいたいもので、私も営業先では多くの人と接する機会があり第一印象を大切にしています。
※ 『メラビアンの法則』は、アメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学名誉教授であった
アルバート・メラビアンが、1971年に提唱したコミュニケーションの概念だそうです。
メラビアンの法則を正しく理解しておけば、皆様も業務を行う中で良いコミュニケーションができるようになり余計なことで悩まなくても良くなるはずです。
私たちは、コミュニケーションをとる際、聞き手に影響するコミュニケーション割合が、言語:7%、聴覚:38%、視覚:55%であると言われる様です。このパーセンテージが示している通りコミュニケーションは、非言語的で93%を占めます。
非言語的コミュニケーションは、言葉でうまく伝えられないことを補ってくれる大事な役割を持っていて、視覚情報がポジティブでも、聴覚・言語情報がネガティブであれば、55%の割合を持つ視覚情報の方が残るので、聞き手はポジティブな印象を受け取ることになります。
では、『メラビアンの法則』からわかるコミュニケーションとは!?
NCC Column LIST
非言語コミュニケーションをうまく使えるように意識する事です。ポイントは2点、笑顔を意識する・聞き取りやすいトーンで話すですが、手術部や中央材料部で勤務されているとほぼマスクを着けて業務を行っており笑顔が分かりやすい人と分かりにくい人がいるのが現状だと思います。そこで、重要になるのが『声色』だと思います。ハキハキとせず・ボソボソと小さく、またくぐもった声だと何回も聞き返され、聞き手が不機嫌になって行きます。ここで、『声色4ヶ条』を紹介させて頂きます。
〇 声を低くし落ち着いてゆっくり話す
〇 声が良く通る様に意識して話す
〇 滑舌が良く聞き取りやすさを意識して話す
〇 腹式呼吸からの発声をする
この『声色4ヶ条』を意識するだけで、必ずコミュニケーション力がUPするのは間違ありません。また、周りから『いい声してるね!!』『聞き取りやすい!!』など言われることでしょう。視覚情報がUPすると印象も変わりますしある程度の自分の感情や意図、本心などは伝えることができチームワークも良くなります。
メラビアンの法則をしっかり理解し、意識したコミュニケーションができれば、上記内容がUPする以外にも面接における応募者の見極めや職員教育などにも役立つので、ぜひ日頃から心がけてみてください。