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医療機器洗浄アドバイザー コラム第三弾
2021年05月25日中四国エリア担当の川端です。
早くも川端コラムがやって参りました。
毎回、楽しみに読んで頂いている方々の要望に応えられるように日々情報収集に努力して行きますので宜しくお願い致します。
今回は熱消毒用のインジケータの話をします。
ウォッシャーディスインフェクターに洗浄用インジケータを使われている病院は多くあると思います。
弊社にもCDWAというペーパータイプのインジケータがあり多くの病院でお使い頂いています。
ただWDとはWASHER=洗浄機、DISINFECTOR=(熱)消毒機、ということで洗浄と消毒が出来る機械のことをいいます。洗浄インジケータは洗浄工程がキチンと行えたことを示してはくれますが熱消毒工程がプログラム通りに行えたかどうかは判定してくれません。
洗浄評価はしていても熱消毒評価をしていない、ということであればWDのモニタリングという意味では片手落ちと言えなくもないかと個人的には思います。
もちろんバリデーションを定期的に行っていれば何の問題もないことではありますが、バリデーションが年に一度だとするとその間に起こった不具合についてはなかなか発見できないこともあると思います。
そこで弊社の熱消毒工程用インジケータ『IT27W』シリーズをご紹介します。
NCC Column LIST
こちらの商品は熱消毒のパラメータとなるA0値に対応しており設定されたA0値に到達したかどうかの判定を行えるものとなっています。
A0値600、3000、12000、の3種類がラインナップされており様々な施設で対応が可能となっています。
使い方は簡単で洗浄インジケータと同様に専用ホルダーにセットして他の洗浄物などと一緒にバスケットに引っ掛けるだけです。
ご興味のある方は当ホームページからお問い合わせ頂ければ詳しい商品説明やサンプルのご用意も可能となりますので是非ともよろしくお願いします。