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医療機器洗浄アドバイザーコラム第六弾
2021年08月20日関東エリア担当の竹内です。日本でも新型コロナウイルス(COVID-19)の第5波が押し寄せています。医療の最前線で新型コロナウイルス(COVID-19)と戦っている医療関係者の皆様に心から敬意を表するとともに、深く感謝申し上げます。 我々の提供できる情報が少しでもお役に立てれば幸いと思い今回のコラムをアップさせて頂きます。
今回は、中央材料部(室)で実施される1次洗浄(用手洗浄)に関して業務改善を実施され洗浄業務の流れが簡素化されスムーズになったと喜ばれている事例を紹介させて頂く共に新情報の提供もさせて頂きたいと思っています。
画像にあるようにB病院様では、1次洗浄(用手洗浄)に温度管理が必要な洗浄剤を使用されていました。決してこのスタイルが悪いわけではありませんが、現場様から「恒温槽があるためシンク周りが狭くなる」や「恒温槽の設備品としての管理が大変」「40℃~45℃で1日使うと菌が増殖しないか心配」などの相談を受けました。
全てを解決するわけではありませんが、スペース問題や設備管理の問題を解決できる用手洗浄剤が弊社の取り扱っているPlurazyme extraになると考え業務改善ご提案と共に製品(Plurazyme extra)をご提案させて頂きました。
採用頂く時に業務改改善も同時に行いたいとの要望を受けていたので、用手洗浄マニュアル更新も行わさせて頂きました。従来の恒温槽を使用するスタイルをやめ回収コンテナーを洗浄槽として使用し時間によって空いているスペースを有効利用する事としました。
NCC Column LIST
Plurazyme extraは、洗浄時間も5分~10分と短くなるのとブラッシングを組み合わせる洗浄を行うことで空いているスペースが急に変わってもあわてる必要がなく運用が出来ました。
また、洗浄液・浸漬液を準備する朝の時間も希釈するのみの作業となり業務の簡素化が出来ました。B病院様では、この用手洗浄業務マニュアルの更新とPlurazyme extra採用を非常に喜んでいただき採用から5年がたちますが現在も引き続きご採用頂いております。
Plurazyme extraは、この秋からニューモデルへと進化していきます。従来の用手洗浄剤が不得意としていた固着たんぱく質も落とすことのできる酵素配合を加え用手洗浄剤の革命児として市場へ展開されていきます。用手洗浄業務に疑問や不明点がある現場様は、遠慮なく弊社へご用命下さい。業務改善から共に取り組まさせて頂きます。